古陶磁鑑定美術館とは
数寄者による、数寄者のための鑑定・研究美術館
古陶磁鑑定美術館の歩み
『ワクワクを追い求め続ける美術館』
古陶磁鑑定美術館は、古陶磁に纏わる『未解決の謎を解明する』ために、数寄者同志による共同支援によって2019年に設立されたオンライン専門美術館です。日本の古美術、特に茶道具・古陶磁器の蒐集・保存・研究を行い、研究成果の出版・発表や、各種企画展示、古陶磁鑑定・取引(紹介)等を通じて、幅広い古美術関連サービスを展開しています。
同時に古陶磁鑑定美術館では、歴史遺産である貴重な古美術品を、次世代に引き継ぐだけでなく、現代のライフスタイルに合わせて『共に生きていく』使い方を提案しています。令和時代の新しい“使って活かす古美術文化”を提唱し、新たな流行とアートシーンの発信源となるべく、日本の古き良き、素晴らしい伝統を一層輝かせて参ります。
古陶磁鑑定美術館の活動
古美術と生きるライフスタイルの提案
古陶磁鑑定美術館は、心躍るワクワク感を追求し続けることで、数寄文化の育成と発展に尽力します。
数寄心は、面白さや興味を起点に発生し、真実を知ったり、見たり触ったりすることで、より深い関心へと繋がっていく情緒的なものだと考えています。つまり、しまっておいたり、飾っているだけでは文化は風化してしまうだけで、それを育むためには、やはり実際に使って共に生きていかなければならないのです。
お金に余裕があるから、高い美術品が買えるから、数寄者なのではありません。侘び寂びの情緒の中に、古き良き品を愛する心を持ち、今の世の中に合わせて風流に生きれる者こそ、真の数寄者なのです。そんな粋のある文化人を、再び日本で育てて参ります。
そのための第一歩は、美術品に触れ、そして手に入れ、実際に生活を共にすることです。古美術と生きる新たなライフスタイルを、私たち古陶磁鑑定美術館と始めてみませんか?
古陶磁鑑定美術館のミッション
美術館はもっと面白い場所になれる!
あなたが美術館に行く目的は、館そのものではなく、そこに展示されている作品を見るためではないでしょうか?そのこと自体は、見る側にとっては気になることではないかもしれませんが、美術館側からすると、死活問題の話になります。なぜなら、もし隣の美術館にその品物が置いてあったら、隣の美術館で見ればいいやと言う事になってしまうからです。それでは美術館に個性やアイデンティティが無いと言われているも同然でしょう。
しかし残念ながら、現在の日本にあるほとんどの美術館や博物館は、毎年同じような企画や、ありきたりな展示会ばかり開催し、はっきり言ってその通りになってしまったのが現状です。このままでは、衰退しか道はありません。だからこそ、古陶磁鑑定美術館が、全く新しいスタイルの攻める美術館を作り上げるべく、立ち上がったのです。
お客様だけでなく、私たちも含めて、「美術」に何を求めるのか?美しい物に出会った時、未知なるものを解明した時、古の息吹を感じられた時。人によって、美術品に向ける感情や思いは様々ですが、その品に心惹かれるワクワク感、それが純粋に面白かったのではなかったのかと、そんな美しさを再発見できる美術館にしていきます。